こどもの好き嫌い ~言葉がけ~
おかあさん達からの相談で多いのが、子どもの好き嫌い。
ピーマンを食べてくれないとか、
わかめが苦手でとか。
ここに対するだんだんキッチンのスタンスは終始一貫、
苦手は仕方ないんじゃないかなというもの。
ただし、苦手を助長させるようなことは避けてもらうようにお話しします。
例えば、おうちでのAちゃんは人参が嫌いだからねーという会話。
言えば言うほど、そして子どもが聞けば聞くほど、
そうなんだと刷り込まれていきますよね。
だんだんキッチンで一番大切にしているのは子どもへの声がけ。
子どもだけのことではありませんが、
なぜか嫌いなもののことを語るとき、偉そうな人っていませんか?
「おれ、これ嫌いやねん。あーだ、こーだ。」
別に嫌いなのは好みだからいいんです。
だけど偉そうに言うことでもないんじゃないのと。
聞いてて気持ちのいいものではありません。
ことに、食べ物の好き嫌い。
命を頂戴しているわけですから、偉そうに嫌いや!!なんて、
これは許されないことだと思います。
「苦手なんはあってもいいんよ。
けどさ、にんじん好きな子が聞いたら嫌な気持ちになるよな。
それに、にんじんも生きとったのをいただくんやで、
偉そうに嫌いやいうんはちょっとちがうんちゃう?」
そんな風に声をかけます。
こっちが本気で話せばかなり通じます。
「私、わかめきっ・・・、苦手。」なんて言ったり。
もちろん子どもの事、一回覚えたからってずっとということにはなりません。
何度も、何度も伝えます。
教室という形で通年開講しているメリットですね。
子ども料理教室って、私が言うのもなんですが、
いえ、私だから言いますが
とっても素敵な仕事です。
お仲間増やしたいなと日々準備中。
ご興味のある方、ご連絡くださいね。
写真のメニューは
・ジャガイモと鶏肉の煮物
・わかめ・ねぎ・あげの酢味噌和え
・なめこ汁
・ごはん
子どもが好きなメニューではなく、
子どもに伝えたいメニューです。