子どもの好き嫌い ~つづけること~
これ、なんだかわかりますか?
わかめの茎の部分です。
ちょっと固いのでそぎ切りにしています。
お醤油をちょこっとかけていただきます。
わかめも苦手な子が多い食材。
それでも、だんだんキッチンでは出し続けます。
みそ汁にいれたり、佃煮にしてみたり、
ぬたにしたり。
自分で配膳しますので、苦手な食材は食べなくてもいいのです。
でも、ちょっと声をかけてみます。
「○○ちゃんが作ったからおいしいかもしれんよ。」
「このお料理大人気やで。今まで食べれんかったこも
めっちゃおいしいって昨日食べてたよ。」
まあいろいろ。
ほーんのちょっとでいいから食べてみたらってメッセージです。
もちろん、まったく受け付けない子もいます。
そんな子に無理強いはしません。
それでもね、なんで今まで食べんかったんや!!めっちゃおいしいい!!
って子もいるのです。結構いるのです(笑)
そしてそんな劇的な変化じゃなくても2年近く通ってくれてる子が、
ある日突然知らーん顔して自分でよそって、自分で食べてて、
迎えに来てくれたお母さんがびっくりされてたことも。
無理強いはしないけど、継続はします。
食には不思議な力があります。
私たちを幸せにしてくれる大きな大きな力も。
おいしいなって思えるものが多い方が楽しい気がするのです。
子どもたちの好きな食べ物がふえるといいな。