お米を炊く実験~薄いお鍋で蒸気穴付きの場合~
今日は蒸気穴のある薄いお鍋での炊飯。
おいしく炊こうと思うのなら、
厚手の鍋が間違いないのですが、
こと災害時、厚手の鍋が手元にあるとはかぎりません。
また、蒸気穴があれば、水分はどんどん
出ていきます。そのあたりの塩梅はいかに、
事前に知っておく価値はあります。
水加減、火加減はいつもと一緒で
炊いてみました。
厚手の鍋で蒸気穴がなければ、
ふたがカタカタ言い出したら弱火に。
今回は、蒸気穴から、どんどん湯気で逃げますので、
ふたを揺らすことはありません。
ということで、湯気が勢いよく
ではじめたら弱火に。
念のため、ふたを開けてみると、
ちゃんと沸騰しています(^^)
ここから弱火で12分。
ですが、湯気として逃げている分、
8分で焦げた匂いが。
この水加減ではこれがタイムアップです。
いつもより気持ち長めに蒸らして、
あけてみると、普段より少し水が浮いている感じ。
芯が残ってるかなあと思っていましたが、
しいて言えばちょっと固めかなくらいで、
おいしくいただけました。
炊飯器(炊飯専用の器具)があるからか、
なんかお米を炊くのに構える人が
多いように思うのです。
もっと気楽に鍋で炊いてみてください。
思ってるよりずっと簡単です。
停電時、お米があるのに
ごはんが炊けない!
なんてならないように。