適当をめざす
1月のレッスン、始まっています。
1月のテーマは冬野菜を食べようということで、
メニューは
- 鶏肉のみそ焼き(えりんぎと長ネギが付け合わせ)
- 白菜とリンゴのサラダ
- 大根のカクテキ風
- みそしる(大根・長ネギの青い部分・あげ)
継続生さんが多いので、例えば味噌汁のみそなどは分量を示さず、
味見をしながら子ども達で作り上げたりしています。
今日は味噌汁の他に、白菜とリンゴのサラダのマヨネーズの分量を
子ども達に任せてみました。
たかがマヨネーズ、されどマヨネーズ。
はじめて自分で味付けするのはドキドキです。
「えー、わからん!どんだけいれたらいいの?」
「そら適当よ。このくらいがおいしいかなーって思うくらい。
味見しながら決めていったらいいし。」
「適当って苦手なんさなー。」
この一言にすごく考えさせられました。
サラダの味が分かっていないと、
マヨネーズの量を想像することは難しい。
「適当」に何かをしようとするには、
ゴールが見えている必要があるんだなと。
「適当」にできるってすごいことです。
そして、今日のお味。
ごくごく薄味です。味見をした2年生の女の子の評、
「白菜とリンゴの味、そのまま。」
いや、お見事。感じたこときっちり言葉にできてる。
で、その薄味をどうしたかというと、
協議の結果、味付けとしてはそのままで、
食べる時にマヨネーズを足したい人だけ足すことになりました。
保育園児さん2人、2年生2人、5年生1人で出した答え。
やるな、君たち!
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