質問から広がる世界
「大須賀さんはどうしてこの仕事をしているんですか?」
小学生の女の子から、まっすぐな目で、
そんな風に聞かれてドキッとしない大人っているのかしら。
あちこちで防災のお話をさせていただいています。
学校防災アドバイザーとして小中高校で、
「ソナエノゴハン」を使って一般の方に、その他諸々。
一昨年の11月、みえの輝く女性のロールモデルに選出いただいた時は、
「ご自分を、大切な人の命を守ってください。」って言葉でした。
大好きな人たちが悲しむ姿なんて見たくなくて、
大好きな人たちにも、大好きな人たちがいて、
そう考えてると、誰にも悲しんでほしくなくて、
そんな想いで、防災を伝えていると思っていた。
そこに嘘はないんだけど、学校防災アドバイザーとして、
子ども達に防災を伝えるようになって、
もっと大切な何かがある気がしていた。
なんでこんなに自分が防災の仕事に没頭しているのか、
学校での防災教育に携わらせていただくようになって、
わかってきました。
私は、子ども達の笑顔をみているんだって。
防災の話をしながら、その先には子どもたちの笑顔をみている。
防災の話をしながら、私は希望をみていました。
そんなことが自分の中で腑に落ちてきたころに、
冒頭の質問です。
質問って、自分をぐっと深く見つめさせてくれます。
人からいただく質問や、自分の中で生じた疑問、
大切にしていきたいと思います。
そして得た情報、私がお知らせできる情報を
お知らせしていきたいと思います。