子どもとお料理するときに~包丁の持ち方
3月は通常レッスンの他に、キャンセル待ちしていただいている、
普段お越しいただけないお子さん対象の特別レッスンを
5レッスン行いました。
ワクワクドキドキで来てくれるのは、ママも一緒。
4才の女の子のママ、
娘が一人でお料理されてる姿を見て感動しましたと。
おうちに帰ってからもパパに包丁一人で使った!!
って自慢していたそうです♪
そうでした!私も娘が4才の頃、坂本廣子先生のお料理教室に
連れていき、息をつめてみていました。
そして作りあげてからの娘の誇らしげな顔、
私にとっての原点を思い出させてもらいました。
さてさて、この写真。
違和感ないですか?
包丁の持ち方の見本を見せて、包丁を子どもに渡すと、
このもち方する子多いです。
例えば何かを手渡されるとき、手のひらを上にしますよね。
日常生活ではこの向きで手を出すことが多いかもしれません。
けどこの向きで包丁を持ってしまうと、
力の入れようがないですよね、
もとい、力は入れるんです。
だけど力が伝わらない。
写真は手元にクローズアップしているのでわかるのですが、
実際にお料理するときは、大人からしたらまさかの持ち方なので、
なかなか気が付きません。
ただでさえ力の弱い子ども達、この手で切れないと力んでしまうと
けがの素ですし、なかなか切れない。
お料理したい!!って気持ち、応援してあげるのに、
余計な手出しは必要ないけれど、
環境や方法は整えてあげれると思います。
子どもさんの手元、一度見てあげてくださいね。