防災教育と人権教育と
先日、5年生でのHUGを実施しました。
防災教育に関わる人からは
小学生でHUG⁈の反応も出るところ。
HUGのリクエストをあげてくださる学校は
意図もはっきりしているし、
それまでに防災や人権学習を積んできているところが多いです。それだけにこちらも力が入ります。説明の工夫や、カードの選定や。
時間を追うごとに子ども達の思考が深まり、
体育館の入り口の幅を実際に確認に行ったり。
子ども達の可能性にはいつも驚かされます。
この日は3時限分いただいたのですが、
その間にもぐっと成長したように見えました。
振り返りで私からお伝えしたのは2つ。
①普段からの困り事が、災害時には大きく大きくなることがあるので、普段から困っている人がいないか、見ていてほしい。そうすると、災害時だけでなく、優しい社会が実現するのではないか。
②誰かを助けてあげる気持ちは大切だけど、もしかしたら、みんながしんどくなるかもしれない。そんな時に、しんどいとか助けてほしいと言える力も身につけてほしい。
防災教育は防災教育にとどまらない。日常があって防災があるわけなので、当然といえば当然の話です。
防災教育を通じて、子ども達が学べることは無限だと、実感する時間でした。